アスパラガスの雄と雌

■2015/09/30 アスパラガスの雄と雌
七志の限定ラーメンでも時折具材として使われるアスパラガス。

アスパラガスには雄と雌があります。
市場に出回っているのは雄の方が多いです。

その理由は、雄株のほうが若茎の量が多いからです。
また、雄株は茎の太さの揃いも良いようで好まれます。

アスパラガスの雌株は開花後に直径5ミリほどの緑色の実をつけ、秋になると赤く色付きます。
雌株は実をつけるために体力を使い果たし、翌春に元気な若茎がでる量が少なくなります。

ですから雌株を抜いて雄株だけを育てたほうが経済的です。

また、1980年代になって、まいた種子がすべて雄になる品種も作られるようになりました。

すべて雄になる品種は、突然変異で現れた雄株に雌株を掛け合わせる方法で作られます。

アスパラガスのメス(XX)の染色体はX染色体を2本持ちます。
これに対してオス(XY)の染色体は、X染色体1本とY染色体1本を持っています。

ところがアスパラガスを栽培していると、突然変異でY染色体を2本持つ超雄性株(YY)が現れることがあります。
これにメス株(XX)を掛け合わせると、できる種子はすべてオス(XY)。
この種子を畑にまいてオスだけのアスパラガスを作るのです。

このような事情で市場に出回るのは、生産者の経済性の高い雄のアスパラガスが多くなります。

ちなみに雄と雌の見分け方は、先が締まっているものが雌で、先が筆のようになっているのが雄だそうです。

でも味や栄養は雌のほうが優位との説もあります。
その理由が、雄に比べて若茎の量が少ない雌は
その分栄養が詰まっているとか。

実をつけるために体力を使い果たした結果、若茎の量が減る雌が、少ない若茎がゆえに雄より味や栄養が良いというのはなんとも皮肉ですね。







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