亡き母に誓う、サービス業としての志

■2015/10/16 亡き母に誓う、サービス業としての志
飲食業を生業にしている私たちにとって、「サービス業としてどうあるべきか?」は重要なテーマです。
そこを考えずに営業をしていても、私たちの想いはお客様に伝わらないでしょう。

私がサービス業の素晴らしさを実感して、「私たちもこうあるべき」と思ったきっかけをお話したいと思います。

私は9年前に母を亡くしました。
 
母は当時末期の癌で札幌に住んでいました。
母が動けるうちに家族で旅行に行こうという事になり、父と姉の家族と弟の家族と私の家族とで5月の連休に那須に旅行に行く事にしました。

母と離れて横浜で暮らしていた私は後で知ったのですが、すでにその時はかなり具合が悪かった様子。
医者にも旅行は止められていたそうです。
しかしおそらく母にとっても最後の家族旅行と知ってなのか、無理を承知で「行く」と決めたそうです。

そんな事はおくびにも出さずに、私の車にじっと横浜から那須まで3時間、母は座っていました。
顔色も良くなくさぞ苦しかったでしょう。
でも、どうしても行きたかったのだと思います。
 
宿泊先には、余命半年と告げられた末期癌の母との、最後の家族旅行ということは話してありました。

ホテルはレストランの個室を用意してくれていました。
食べ物が喉を通らずほとんど食べられない母には、特別のメニューを出してくれました。
通常のメニューにはない料理です。
食事中、ホテルのスタッフがたくさんの写真を撮ってくれました。
ホテル側の気遣いに、あたたかい雰囲気に包まれました。
時がゆっくりと流れ、本当に心地良いひと時でした。

帰り際にも、ホテルの前で皆で記念撮影をした際にスタッフが写真を撮ってくれました。
後日大判にプリントされた写真まで送ってくれました。
 
旅行から帰ると母は即座に入院し、そのわずか2ヶ月後に亡くなりました。
余命半年のはずだったのに…。
 
私は、生きている間にもっと母をいたわってあげればよかったと、後悔の念と共に泣き続けました。
旅行に連れて行かなければ、もう少し生きられたのでは…とも思いました。
 
私は今でもその時のホテルのレストランでのひと時を思い出します。
母は苦しかったかも知れませんが、行ってよかったと今は思っています。
母も命が縮まっても、来て良かったと思ったはず。

お金や物には代えられない大切な記憶。
楽しさと安らぎの時間が、その「思い出」を作り出したのです。
そしてそれはそのホテルのスタッフによってもたらされました。

これが私が、「私たちはどうあるべきか」を考えるきっかけになりました。 
私は、七志にも皆さんが、「私がホテルで感じたような意義」を感じていただきたいと思っています。

もちろんラーメン店とホテルでは違いすぎるでしょうが、ラーメン店にしかできないこともあると思います。

ディズニーランドのような興奮や高級レストランのようなサービスは味わえないけれど、笑顔と安らぎと元気をもらえるお店。
「来て良かった。また来よう!」そんなお店として皆さんの側にいつまでも存在していたいです。




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