7月末まで開催中の、「第5回 夢のラーメンお絵描きコンテスト」の問い合わせ電話からそれは始まりました。
「夢のラーメンお絵描きコンテストに、小学3年生のクラス単位で応募したいのですが大丈夫でしょうか?」
電話の主は学校の先生でした。
小学校では「総合的な学習の時間」という時間が、年間で70時間確保されているそうです。
この時間は、子供たちが自ら課題を設定して、その課題解決をするために地域の人々と関わりながら、様々な見方や考え方を身に付け生きるための力を育むことが狙いです。
七志の近くのある小学校で、食べることが大好きな子供たちが総合で取り組むテーマとして、「食に関わる」を1年間研究していきたいとなったそうです。
先生の話によると、
最初は、栽培・販売・商品開発などのキーワードが出ていました。
その話の翌週にクラスの一人の女子が七志の「夢のラーメンお絵描きコンテスト」の応募用紙とポスターを家から持ってきて、クラスの子供たちに見せました。
すると「僕も七志ラーメン好き!」という声がいくつもあがり、「ラーメンのコンテストって面白そうだから、みんなでチャレンジしてみようよ!」という話になりました。
そして先生から、27名全員での参加が可能かの電話を頂くことにつながっていきました。
話はお絵描きコンテストの応募だけにとどまりません。
校内や地域の人々から「食べたいラーメン」の情報収集をして、七志で商品化が可能かどうかのプレゼンテーションをしたいというのです。
プレゼンテーションが通ったら、完成に向けてのアクション、完成後のPR方法を考える。
最終的に、完成品を商品化してお祝いをするのをゴールとしたいそうです。
私は話を聞いてものすごくワクワクしました。
小学生でここまでの事を実践として体験するなんて、将来どんな大人になるのか楽しみです。
地域との関りで子供たちが学んでいくという姿勢も共感できます。
人は一人で出来ることが限られている。
周りの人と関わることで自然と成長し、何かを成し遂げるには一人よりも「関わった人たちとの協力のもと」の方が大きなことが成し遂げられる。
そのためにはコミュニケーション能力も重要です。
地域との関わりの中で、その能力は磨かれていくでしょう。
今回の話を聞いて、「七志は地域の人の役に立つお店であり続けたい」と改めて思いました。
そのためには我々ができることは、可能な限り協力していこう。
やるからには目的に沿った最大の効果が得られるような協力をしよう。
そう心に決めました。
七志はこのような依頼にいつでも窓を開いています。
その時に出来ることと出来ないことがあるとは思います。
でも、お気軽にお声がけください。
もしかすると何かのお役に立てるかも知れません。